7月7日、みずほ銀行は、2019年から2030年の間に、環境・気候変動関連金融50兆円を含む100兆円の持続可能な金融を促進するという新たな目標を発表した。
本目標は、みずほが2020年に設定した、2030年までに25兆円のサステナブル・ファイナンス(うち12兆円は環境ファイナンス)を実施するという目標から大幅に引き上げられている。
みずほの発表によると、サステナブル・ファイナンスの新目標は、「個人の幸福とそれを支える持続可能な社会・経済の実現」を柱とし、低炭素社会の実現に向けた経済・産業構造の転換や次世代技術の確立への貢献などを盛り込んだ新中期経営計画の一環である。
みずほはまた、これまでで最大規模となる14億ドル(約2,000億円)のグリーンボンドを発行することも発表した。本債券は、同銀行が再生可能エネルギーを含むグリーンプロジェクトに資金を提供するもの。今回の募集は、2022年の5億ドル(約700億円)と8億ユーロ(約1,200億円)の募集を含め、これまで5回目のグリーンボンド発行となる。