JPMCグループ、サステナビリティ経営への取組体制を強化

EV

10月12日、JPMCグループは、パーパスを起点とした社会や環境への取り組みをより一層強化するため、「サステナビリティ委員会」を新たに設置したことを発表した。

JPMCは、「住む論理を追求する」をパーパスとして掲げている。「住む論理」とは社会の課題と向き合い「持続可能な賃貸経営」を追求することを指している。賃貸住宅の不要な新築を避け、マーケットに既にある物件をリユース・再活用してJPMCが賃貸経営を代行することで「持続可能な賃貸経営」の実現を目指す。既存物件の再活用はスクラップ&ビルドからの脱却にもつながり、GHGの排出抑制に寄与するため環境的な面からもサステナブルなビジネスモデルといえる。

グループのパーパスを起点とした社会や環境への取り組みをより一層強化するために設置された本委員会は、サステナビリティ活動に関する全体計画の立案、進捗状況のモニタリング、達成状況の評価を行い、また取締役会に報告・提言を行う。本委員会は、代表取締役社長執行役員を委員長とし、委員は委員長が指名する取締役により構成する。

【参照ページ】
(参考記事)JPMCグループのサステナビリティ経営への取組体制を強化

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る