JPMCグループ、サステナビリティ経営への取組体制を強化

EV

10月12日、JPMCグループは、パーパスを起点とした社会や環境への取り組みをより一層強化するため、「サステナビリティ委員会」を新たに設置したことを発表した。

JPMCは、「住む論理を追求する」をパーパスとして掲げている。「住む論理」とは社会の課題と向き合い「持続可能な賃貸経営」を追求することを指している。賃貸住宅の不要な新築を避け、マーケットに既にある物件をリユース・再活用してJPMCが賃貸経営を代行することで「持続可能な賃貸経営」の実現を目指す。既存物件の再活用はスクラップ&ビルドからの脱却にもつながり、GHGの排出抑制に寄与するため環境的な面からもサステナブルなビジネスモデルといえる。

グループのパーパスを起点とした社会や環境への取り組みをより一層強化するために設置された本委員会は、サステナビリティ活動に関する全体計画の立案、進捗状況のモニタリング、達成状況の評価を行い、また取締役会に報告・提言を行う。本委員会は、代表取締役社長執行役員を委員長とし、委員は委員長が指名する取締役により構成する。

【参照ページ】
(参考記事)JPMCグループのサステナビリティ経営への取組体制を強化

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-16

    セブン&アイHD、TCFD・TNFD統合開示を公表 財務インパクトの試算と自然資本分析も深化

    9月8日、セブン&アイ・ホールディングスは、「気候・自然関連情報報告書―TCFD・TNFD統合開示…
  2. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る