リコーと合同産業、上水道施設を利用したマイクロ水力発電を開始

リコーのロゴ

6月28日、合同産業株式会社(代表取締役社長:網野 公泰)と株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、地域の再生可能エネルギー(再エネ)の普及促進に向けて、上水道施設を利用したマイクロ水力発電を開始すると発表した。

今回、両社が設置したのは、上水道施設向けの出力約20kWのマイクロ水力発電システムだ。
従来のマイクロ水力発電は、発電規模に対して費用対効果の面で課題があった。
今回、リコーは、2016年に開所したリコー環境事業開発センター(静岡県御殿場市)において、環境関連技術の開発・実証で培ったノウハウや、ポンプ逆転水車方式を採用した渦巻ポンプを提供するなど、低コスト・短納期でのシステム構築を支援した。
合同産業は、建物総合管理事業の経験を活かし、2017年より稼働をしている千葉県内の大型メガソーラーをはじめとして、再生可能エネルギー設備の設置及び事業化から運営までを手掛けており、マイクロ水力発電事業に対して新たな事業運営を目指していくとしている。

今後は防災面での活用にも力を入れており、全国展開を目指す想定だ。

【参照ページ】合同産業とリコー、上水道施設を利用したマイクロ水力発電を開始

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