4月14日、サントリーホールディングスは、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムへの加盟を発表した。

TNFDは、気候関連の財務情報の開示に関するタスクフォース(TCFD)に続く枠組みとして、イギリスの環境NGOグローバルキャノピーにより2021年6月に設立された国際的な組織である。世界の資金の流れを、「ネイチャーポジティブ」に移行させる観点の下、自然関連リスクに関する情報開示フレームワークの構築を目指している。

TNFDフォーラムはTNFDの議論をサポートするステークホルダーの集合体であり、日本企業では現在、キリンホールディングス、丸紅、東京海上ホールディングス等が加盟している。また、経団連自然保護協議会、金融庁、環境省も参画している。

【参照ページ】
(原文)「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラム」に参画

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る