4月14日、サントリーホールディングスは、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムへの加盟を発表した。

TNFDは、気候関連の財務情報の開示に関するタスクフォース(TCFD)に続く枠組みとして、イギリスの環境NGOグローバルキャノピーにより2021年6月に設立された国際的な組織である。世界の資金の流れを、「ネイチャーポジティブ」に移行させる観点の下、自然関連リスクに関する情報開示フレームワークの構築を目指している。

TNFDフォーラムはTNFDの議論をサポートするステークホルダーの集合体であり、日本企業では現在、キリンホールディングス、丸紅、東京海上ホールディングス等が加盟している。また、経団連自然保護協議会、金融庁、環境省も参画している。

【参照ページ】
(原文)「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラム」に参画

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