2月7日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対して評価の実施を依頼した、「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」の2021年度の選定結果を発表した。結果としては、「優れた統合報告書」に延べ77社(前回77社)、「改善度の高い統合報告書」に延べ100社(前回94社)を選定した。
4機関以上の運用機関から高い評価を得た「優れた統合報告書」は以下の通り。
日立製作所(5機関)
東京海上ホールディングス(同上)
リコー(同上)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(同上)
オムロン(4機関)
伊藤忠商事の(同上)
「改善度の高い統合報告書」では3機関以上から票を得た企業はなく、幅広い企業が選定されている。