EY Japan、ESG課題に対するKPIを設定。年次統合報告書を発行

EY Japan、ESG課題に対するKPIを設定。年次統合報告書を発行

2022年1月26日、EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田守亮)は、ESG課題に対する自社のKPIを設定し、その進捗を実証するための統合報告の開始を発表した。

EY Japanが発行する統合報告書は、EYが目指す持続可能な長期的価値の創出を更に加速させるため、「ステークホルダー資本主義指標」に基づき自らのKPIを設定し、その達成の進捗を自ら実証していく取組みの一環となり、具体的には以下のKPIを掲げている。

EY Japanの主なKPI:

  • ガバナンス原則: パーパス経営の実践や、汚職防止研修の受講割合 100%
  • 地球環境保護: FY25にネットゼロ、オフィス電力の再エネ利用率 100%、サプライヤーの SBT(Science Based Targets)設定率を発注金額ベースで75%達成
  • 最良の人材: FY25に、役職女性比率、Manager以上 共に15%、サプライヤーの SBT設定率を発注金額ベースで75%、男性育児休業取得率と配偶者出産休職取得率90%達成
  • 社会的価値創出: EY JapanメンバーのEY Ripples 活動参加者数 1,600人

【参照ページ】
EY Japan、ESG課題に対するKPIを設定 年次統合報告書を発行し進捗の実証開始

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る