経済産業省と国土交通省、秋田・千葉3海域の洋上風力における事業者を選定

経済産業省と国土交通省、秋田・千葉3海域の洋上風力における事業者を選定

12月24日、経済産業省及び国土交通省は、再エネ海域利用法に基づく海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域である「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」、「秋田県由利本荘市沖」、「千葉県銚子市沖」における選定事業者について、それぞれ、「秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド」、「秋田由利本荘オフショアウィンド」、「千葉銚子オフショアウィンド」を選定したと発表した。

両省は2020年7月21日、海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(再エネ海域利用法)に基づき、「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」、「秋田県由利本荘市沖(北側・南側)」、「千葉県銚子市沖」について、いずれも「海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域」として指定した。

その後、これら区域において、洋上風力発電事業を実施する者について、2020年11月27日から2021年5月27日にかけて公募を行った。その結果としてそれぞれ5事業者、5事業者、2事業者から公募占用計画が提出された。

今回、事業者が決まった秋田県能代市、三種町、男鹿市沖は38基(出力48万キロワット)の計画で2028年12月の運転開始をめざすとしている。同県由利本荘市沖は65基(82万キロワット)で開始予定時期は30年12月、千葉県銚子市沖は31基(39万キロワット)を計画し、28年9月の運転を予定している。

それぞれの構成員は、「秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド」に三菱商事エナジーソリューションズ株式会社、三菱商事株式会社、株式会社シーテック、「秋田由利本荘オフショアウィンド」に三菱商事エナジーソリューションズ株式会社、三菱商事株式会社、株式会社ウェンティ・ジャパン、株式会社シーテック、「千葉銚子オフショアウィンド」に三菱商事エナジーソリューションズ株式会社、三菱商事株式会社、株式会社シーテックとなっている。

【参照ページ】
「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」、「秋田県由利本荘市沖」、「千葉県銚子市沖」における洋上風力発電事業者の選定について

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る