CSDDDの実践ガイド:ステップを進めるためのヒント集

CSDDDの実践ガイド:ステップを進めるためのヒント集

2024年7月25日、EUにおいてコーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDDD)が正式に発効した。この規制は、人権のみならず環境分野にもデューデリジェンスを求める内容であり、サプライチェーン全体でのリスク評価と予防措置を義務付けるものである。
ただし、2025年1月29日に欧州議会にてCSDDDを含むCSRD規則などが簡素化されることが決議されたため、適用範囲などが縮小される可能性がある。(2025年2月5日時点)

また、CSDDDの発効自体は実施済みであり、多くの欧州に進出する企業は取り組みを進め始めているところもあるだろう。こうした規制導入の動きは、自社のこれまでの「取り組みを見直す機会」でもあり、サステナビリティ体制を再構築する絶好のチャンスでもある。

さらに、規則が簡素化される前に、今一度ステップへの理解を深めることは、簡素化後どの程度対応すればよいかを探ぐる鍵にもなるだろう。

本記事では、ESG Journalの専門家の知見に基づくCSDDD実施ガイドを紹介している。ぜひ、ツールを活用し、規制対応を超えた競争力向上に向けて取り組むのはいかがだろうか。


資料をダウンロードするには無料会員登録を行うと可能になります。

会員登録の4つの特典

定期便!新着のESGニュース

読み放題!スペシャリスト解説

速報!お役立ち資料・ツール

会員特別イベントのご案内!

すでに登録済みの方はログイン

執筆者紹介

竹内 愛子 (ESG Journal 専属ライター)
大手会計事務所にてサステナビリティ推進や統合報告書作成にかかわるアドバイザリー業務に従事を経て、WEBディレクションや企画・サステナビリティ関連記事の執筆に転身。アジアの国際関係学に関する修士号を取得、タイタマサート大学留学。専門はアジア地域での持続可能な発展に関する開発経済学。

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…
  3. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…

ピックアップ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 2025-8-19

    PR【対談&ワークショップ】第一生命が語る「ESG開示」と「企業価値向上」

    毎回満員御礼でご好評をいただいているESG Journal 会員向けのESG Journal …
  3. 2025-8-18

    金融庁、EDINET新タクソノミ案公表 27年版ではサステナ情報開示も検討

    8月8日、金融庁は企業の有価証券報告書などで利用される電子開示システム「EDINET」の基盤となる…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る