環境省、「生物多様性見える化システム」試行運用を開始

4月21日、環境省は「生物多様性国家戦略2023-2030」に基づき、「生物多様性見える化システム」の試行運用を開始した。陸域全体の生物多様性と保全効果を可視化することを目的に設計・開発されたものであり、30by30目標の達成と生態系ネットワーク構築を支援する。

試行版では、保護地域や自然共生サイト、生物多様性保全上効果的な場所を地図上で閲覧できる「生物多様性マップ」と、自然共生サイトの取組内容を検索できる「自然共生サイト検索ナビ」が公開された。システムは随時機能追加が予定されており、9月には活動記録や地域別保全目標管理機能を盛り込んだ第2弾公開を目指している。

(原文)生物多様性見える化システムの試行運用開始について

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