環境省、「生物多様性見える化システム」試行運用を開始

4月21日、環境省は「生物多様性国家戦略2023-2030」に基づき、「生物多様性見える化システム」の試行運用を開始した。陸域全体の生物多様性と保全効果を可視化することを目的に設計・開発されたものであり、30by30目標の達成と生態系ネットワーク構築を支援する。

試行版では、保護地域や自然共生サイト、生物多様性保全上効果的な場所を地図上で閲覧できる「生物多様性マップ」と、自然共生サイトの取組内容を検索できる「自然共生サイト検索ナビ」が公開された。システムは随時機能追加が予定されており、9月には活動記録や地域別保全目標管理機能を盛り込んだ第2弾公開を目指している。

(原文)生物多様性見える化システムの試行運用開始について

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-13

    米州開発銀行とIFRS財団、ラテンアメリカ・カリブ諸国でサステナビリティ開示基準の導入推進へ

    4月23日、米州開発銀行(IDB)、IDBインベスト、およびIFRS財団は、ラテンアメリカおよびカ…
  2. IPCCが示す気候危機と企業戦略:温暖化対策はコストか投資か?

    2025-5-12

    IPCCが示す気候危機と企業戦略:温暖化対策はコストか投資か?

    企業においてサステナビリティ経営は当然とされ、地球温暖化対策を行うこと自体が常識になりつつある。し…
  3. 2025-5-12

    農林水産省、2050年ネット・ゼロ実現に向けた「地球温暖化対策計画」を改定

    4月15日に、農林水産省は、「農林水産省地球温暖化対策計画」を改定したことを発表した。本計画は、2…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る