5月29日、アクセンチュアは、脱炭素戦略に特化したコンサルタント会社Green Domusを買収したことを発表した。
2005年に設立されたブラジルのGreen Domusは、ライフサイクルアセスメント、マテリアリティアセスメント、サステナビリティ測定、パフォーマンス、セクター別分析プロジェクトなどのサービスを提供しており、クライアントのコスト削減にもつながる実現可能な削減目標に基づき、カスタマイズした脱炭素計画を提供することに重点を置いている。国内外の企業、政府、多国間機関向けにプロジェクトを展開し、天然資源、農業、消費財、小売業などの業界において、炭素計測とネット・ゼロ移行能力を高めている。
今回の発表は、アクセンチュアがサステナビリティとESGに特化した能力を強化する一連の動きの最新版であり、最近、英国を拠点とする炭素・気候変動戦略コンサルタント会社Carbon Intelligence、ミュンヘンを拠点とするサステナビリティに関するコンサルタント会社akzente、英国のサステナビリティに関するコンサルタント会社Avieco、サステナビリティに関するエンジニアリングとアドバイスのコンサルタント会社Greenfishを買収している。
アクセンチュアによると、今回の買収により、SBTi(Science Based Targets initiative)などのフレームワーク、自主的な炭素クレジット、EUが最近開始したCBAM(Carbon Border Adjustment Mechanism)などの規制制度に関する深い知識を通じて、カーボンデータや洞察を意思決定に組み込むためのソリューションを顧客に提供することになる。
【参照ページ】
(原文)Accenture Announces Intent to Acquire Green Domus to Expand Sustainability Services Capabilities
(日本語訳)アクセンチュア、サステイナビリティ・サービスを拡大するため、Green Domusを買収する意向を表明