PepsiCo、新しいカスタマー・サステナビリティ・プラットフォームを発表

PepsiCo、新しいカスタマー・サステナビリティ・プラットフォームを発表

4月12日、PepsiCoは、顧客のサステナビリティ目標の達成を支援することを目的としたソリューションを提供する新しいプラットフォーム、「pep+ Partners for Tomorrow」を発表した。Partners for Tomorrowの立ち上げにより、PepsiCoは、顧客がサステナビリティ目標を達成するためのカスタムソリューションを探す際に、サポートすることができる。最初の立ち上げは米国の顧客に焦点を当てており、2024年までに主要な世界市場に本プログラムを拡大する計画である。

本プラットフォーム「Partners for Tomorrow」は、PepsiCoが提供する包括的なカスタマーサステナビリティを単一のプラットフォームの下に集約し、同社のパートナーが最も必要とするソリューションを提供し、パートナーと直接連携してイニシアティブを実施する。これらのプログラムは、サステナビリティと人的資本を中心に、長期的に持続可能な業績と価値を推進するために設計された戦略的なエンドツーエンドのビジネス変革であるpep+(PepsiCo Positive)に沿うものである。

Partners for Tomorrowは、PepsiCoが提供する最新のプログラムで、製品イノベーションからインサイトに至るまで、クラス最高の顧客能力スイートを補完する。

PepsiCoのpep+気候戦略は、製造、農業、包装、輸送、自動販売機、冷却装置など、サプライチェーンのすべてに焦点を当てており、顧客のサステナビリティ目標の達成にも貢献する。

PepsiCoのエンドツーエンドのサプライチェーンを改善する取り組みは、2040年までにPepsiCoのバリューチェーン全体でネット・ゼロエミッションを達成するというpep+の目標に向け、パリ協定の要請より10年早く進展させるとともに、顧客のスコープ3排出削減目標の達成に向けて支援することを目的としている。

【参照ページ】
(原文)PepsiCo Debuts New Customer Sustainability Platform Designed To Deliver Critical Solutions Most Needed by Customers
(日本語訳)PepsiCo、新しいカスタマー・サステナビリティ・プラットフォームを発表

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-11-13

    GX-ETS:割当調整・移行計画・価格制御の方向性が明らかに

    11月7日、経済産業省は、第5回産業構造審議会イノベーション・環境分科会 排出量取引制度小委員会を…
  2. 2025-11-12

    EU加盟27カ国、2040年温室効果ガス削減目標で合意 

    11月5日、欧州連合(EU)の27加盟国は、2040年までに温室効果ガス(GHG)排出を1990年…
  3. 2025年・COP30開幕!サステナビリティ経営・実務における注目テーマ整理/実務への影響解説

    2025-11-11

    2025年・COP30開幕!サステナビリティ経営・実務における注目テーマ整理/実務への影響解説

    11月10日から21日まで、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の第30回締約国会議(COP30)…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る