BNPパリバとFINTECHMATTERS、企業のSDGs収益アライメントを測定するソリューションを提供

6月9日、BNPパリバ・アセット・マネジメント(BNPP AM)とサステナビリティに特化したFINTECHMATTERS(フィンテック・マター)は、投資家が企業の収益と国連の持続可能な開発目標(SDGs)の整合性を分析できるようにするための新しいデータソリューション「SDG Fundamentals」を開始した。

SDGsの達成には巨額の資金が必要であり、大きな投資機会を生み出す。しかし、BNPP AMによると、SDGsに沿った企業への現在の投資と、2030年の目標達成に必要な投資との間には、資金ギャップが残っている。

本ソリューションは、企業の収益源が特定のSDGsやターゲット、複数のSGDsとどの程度整合しているかを評価するフレームワークを投資家に提供し、資金ギャップの解消を支援する。本ソリューションは、独自のSDGs分類法に基づいており、5万社以上の発行体をカバーしている。

BNPP AMによると、 SDG Fundamentals は、投資家のサステナビリティ分析のアプローチを強化し、意思決定に必要なテーマ別の逆風や追い風を特定する。また、SFDRの規制対応、スチュワードシップや除外の取り組み、さらにはポートフォリオの構築や報告も支援できる。

【参照ページ】
(原文)Matter Partners With BNP Paribas Asset Management To Launch ‘SDG Fundamentals’ Revenue Alignment Data Solution

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