Goldman SachsとShell Ventures、建物のエネルギーマネジメントを行うGridPointに86億円を投資

Goldman SachsとShell Ventures、GridPointに7500万ドルを投資

3月1日、建物のエネルギー管理・最適化技術を提供するGridPointは、Goldman Sachs Asset Management の Sustainable Investing Group の主導と、Shell Venturesの参加によって、7,500万ドル(約86億円)の戦略的資本調達を行ったと発表した。

GridPointのエネルギー管理・最適化技術プラットフォームは、エネルギーグリッドと建築環境およびビハインド・ザ・メーターの分散型エネルギー資源を接続し、商業ビルの脱炭素化とグリッドの近代化を支援している。また、このプラットフォームは、さまざまな業種の15,000以上の商業ビルで導入されている。

GridPoint社によると今回の投資資金は、同社のデータ分析・インテリジェントオートメーション・機械学習を中心とした技術プラットフォームの開発を継続し、技術・営業・マーケティング・配送・カスタマーサクセスチームへの投資を可能にすることによって、より多くの建物へのソリューション展開を加速するために使用する予定だ。

【参照ページ】
(原文)GridPoint Closes $75M Strategic Investment from Goldman Sachs Asset Management and Shell Ventures
(日本語訳)Goldman SachsとShell Ventures、GridPointに7500万ドルを投資

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    2025-8-14

    SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    日本企業にとって、2026年から「気候変動対応・開示」は、企業価値を左右する重要な経営課題になるで…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-11

    バークレイズ、サステナブルファイナンスで累計2,200億ドルを達成

    7月29日、英国大手銀行バークレイズは、2025年上半期のサステナビリティ投資家向けプレゼンテーシ…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る