インターコンチネンタル取引所、グローバルカーボン先物取引を開始し、カーボン市場への投資を拡大

インターコンチネンタル取引所、グローバルカーボン先物取引を開始し、カーボン市場への投資を拡大

インターコンチネンタル取引所(以下、ICE)は、ICE Global Carbon Futures Indexをベースにした先物取引の開始を発表した。

ICEグローバル・カーボン・フューチャーズ・インデックスは、2020年4月に開始され、EU、カリフォルニア州の排出権先物契約およびICEリージョナル・グリーンハウス・ガス・イニシアチブ先物契約のバスケットに基づいて、炭素排出権価格のパフォーマンスのベンチマークとなる。また、ICEは1月に英国の排出権先物を追加し、世界の炭素市場を反映したインデックスにすることを目指している。

ICEは、2022年初頭に予定されている新しいサービスの開始により、炭素のグローバルな価格にアクセスしてヘッジする方法を市場に提供することを目指している。

【参照ページ】
(原文)ICE to launch global carbon futures contract in early 2022
(日本語訳)ICE、グローバルカーボン先物取引を開始し、カーボン市場への投資を拡大

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る