Amazonは、米国、フィンランド、ドイツ、イタリア、スペイン、英国において、18件の風力・太陽光発電事業の開始を発表した。
今回の風力・太陽光発電プロジェクトには、米国の複数の州にまたがる1GW以上の実用規模の太陽光発電プロジェクト、フィンランドでの4つの風力発電プロジェクト、そしてイタリア、スペイン、北アイルランドでの追加プロジェクトが含まれる。
これらのプロジェクトは、2040年までにゼロエミッションを達成し、2030年の目標を5年前倒しして2025年までに企業活動の100%を再生可能エネルギーで賄うことを含む、Amazonのサステナビリティ目標の達成に貢献する。
今回の発表により、Amazonがコミットしている再生可能エネルギーの生産能力は、全世界の274のプロジェクトで1,200万kW以上となり、今年だけで560万kWが追加された。
これらのプロジェクトで生産されるクリーンエネルギーは、年間約1,370万トンの排出を回避し、Amazonのオフィス、フルフィルメントセンター、アマゾンウェブサービスのデータセンターにエネルギーを供給。これは、米国の自動車約300万台の年間排出量に相当する。
【参照ページ】
(原文)As the world’s largest corporate buyer of renewable energy, Amazon now has 274 projects globally—enough to power more than 3 million U.S. homes.
(日本語訳)アマゾン、グローバルな事業展開のための実用規模の再生可能エネルギープロジェクトを次々と発表