8月31日、国連の野生動物の移動種の保全に関する条約(CMS)の事務局は移動種へのプラスチック汚染の調査結果を発表した。この新しい研究結果によると、移動種はプラスチック汚染に対して最も脆弱である可能性が高いことがわかった。この研究は、プラスチック汚染がアジア太平洋地域の陸上および淡水環境に生息する動物に与える影響に初めて焦点を当てたものとなる。
報告書では、プラスチックを飲み込んだり絡まって死亡するリスクのある淡水の哺乳類としてガンジスカワイルカや、プラスチック汚染の影響を最も受けている鳥類としてクロツラヘラサギやミサゴ等の渡り鳥が取り上げられている。
【参照ページ】
(原文)New UN Report Finds Migratory Species Are Likely Among the Most Vulnerable to Plastic Pollution
(日本語訳)国連の新しい報告書によると、プラスチック汚染の影響を最も受けやすいのは渡り鳥である可能性が高い。