Novata、ESGデューデリジェンスの一元化ソリューションを発表

4月23日、プライベートマーケット向けのサステナビリティ管理を手がけるNovataは、投資家のワークフローを効率化するための新たな技術プラットフォーム「ESG Due Diligenceソリューション」の提供を開始したと発表した。投資実行前に行われるESG情報の収集・分析・リスク評価を、1つの安全な環境下で一元的に実施し、投資後のモニタリングにシームレスに接続する。

本新ソリューションは、デューデリジェンス業務の負担軽減と効率化を目的に設計されており、ポートフォリオや市場ベンチマークとの比較、チーム間の共同作業、スコアリングによるリスク評価といった機能が含まれる。Novataのモニタリングプラットフォームと完全に連携し、投資期間中の持続可能性パフォーマンスの追跡も可能となる。

Novataのアドバイザリー部門責任者ジェシー・マーティンは「ESG評価はすでに標準化されているが、従来の手法はコスト高で、実務と乖離していた」と述べ、新プラットフォームがその課題を解消すると強調した。

(原文)Novata Launches Tech-Enabled ESG Due Diligence Solution to Streamline Investment Workflows

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-6-26

    EU炭素国境措置、簡素化で合意 中小企業の9割が対象外に

    6月13日、欧州議会とEU理事会は、域外からの輸入品に事実上の炭素税を課す「炭素国境調整メカニズム…
  2. 2025-6-25

    IFRS財団、ISSB基準の実務導入を支援する新eラーニングモジュールを公開

    6月13日、IFRS財団は、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が策定した基準の理解と導入を…
  3. 2025-6-25

    バーゼル委員会、銀行の気候リスク開示・自主的枠組みを公表

    6月13日、世界の主要な銀行規制当局で構成されるバーゼル銀行監督委員会は、銀行が抱える気候関連の金…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る