
3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95%が「資金提供排出(Financed Emissions)」によるものであることを示した。これは、銀行や資産運用会社、保険会社などが融資や投資を通じて間接的に引き起こしている排出量で、自社オフィスなどの直接排出よりもはるかに大きい。
資金提供排出は、サプライチェーン全体における間接排出「スコープ3」に該当し、特に金融業界ではその比重が極めて高い。現在、多くの機関が「PCAF(金融向け炭素会計パートナーシップ)」の手法を用いて、排出量の計測と報告を進めている。
気候変動対策の一環として、ポートフォリオ全体の炭素強度を下げることが求められており、ESG報告の一環として開示も進む。今回発表されたブログは、こうした金融機関の排出について解説するシリーズの第一弾となっている。
(原文)Understanding Financed Emissions: The 95% Carbon Footprint