EcoVadis、企業向けに信頼性高いカーボンデータを提供する新プラットフォームを導入

3月11日、EcoVadisは、サステナビリティ分野の大規模なサプライチェーン向けプラットフォームとして、Carbon Data Network(CDN)を発表した。これは、Scope 3の脱炭素化を推進するための大きな一歩となるもので、企業がサプライヤーから提供される一次カーボンデータの信頼性に関する洞察にアクセスできる、新しい手段を提供する。CDNは、150,000以上の組織のネットワークに基づき、企業がサプライチェーンにおける脱炭素化の進捗を促進し、測定するためのデータの透明性と効率的な収集を実現する。
現在、世界の大企業のうちわずか16%のみが2050年のネットゼロ目標に向けて順調に進んでおり、GHG排出削減のためのより堅牢な戦略と行動が必要であることが浮き彫りになっている。また、炭素国境調整メカニズム(CBAM)などの規制は、大企業に対してサプライチェーン全体で正確な一次カーボンデータを報告することを求めるプレッシャーを与えている。しかし、企業は不正確で一貫性のないデータに悩まされており、実際の排出削減の証明が困難な状況である。
CDNは、この課題を解決するためのサービスである。CDNは、企業がサプライヤーと脱炭素化の取り組みを始め、バリューチェーン全体で排出削減を推進できるよう支援する。
さらに、同社は炭素会計プロバイダーであるSweepおよびNormativeと提携し、サプライチェーン全体でのデータ共有の加速と相互運用性の向上を目指している。これにより、Scope 3排出量の計算が行われる場所に直接一次サプライヤーデータを提供し、報告の負担を軽減することができる。例えば、EcoVadisはSweepと共同で、顧客であるSNCF(フランス国鉄)に対して、数百のサプライヤーからカーボンデータをシームレスに安全にアクセスできるパイロットプロジェクトを実施した。また、Normativeとの同様のパイロットプロジェクトも進行中で、詳細は近日中に公開される予定だ。
【参照ページ】
(原文)EcoVadis Unveils Carbon Data Network to Help Meet Net Zero Targets
(日本語参考訳)EcoVadis、ネットゼロ目標達成を支援する炭素データネットワークを発表