Mirova、約513億円の持続可能な土地ファンドを設立

ミローバが約513億円の持続可能な土地ファンドを設立

持続可能性に焦点を当てた投資運用会社Mirovaは、農林業バリューチェーンの移行と脱炭素化を支援することを目的とした新ファンド、Mirova Sustainable Land Fund 2(MSLF2)のローンチを発表した。

同社によると、新ファンドは公的機関や機関投資家から3億5,000万ユーロ(約513億円)の資金調達を目指す。MSLF2の立ち上げは、2億800万ドル(約305億円)の土地劣化中立性(LDN)ファンドの最終展開に続く、Mirovaの持続可能な土地管理に特化した2番目の戦略である。

発展途上国における持続可能な林業、アグロフォレストリー、再生農業プロジェクトの支援に重点を置くMSLF2は、気候変動への適応と緩和、生物多様性の保全、社会的包摂の観点から、財務的利益とプラスの効果を生み出すことを目指す。

同ファンドは、公的資本と民間資本を組み合わせたブレンデッド・ファイナンスとして組成され、主に債券による資金調達を通じて運営される。

【参照ページ】
(原文)Mirova targets €350 million for new strategy dedicated to sustainable land management
(日本語参考訳)Mirova、約513億円の持続可能な土地ファンドを設立

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…
  2. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る