Business for Nature、「自然戦略ハンドブック」を発表

11月8日、自然破壊からの回復と生態系保護のための包括的アクションを求める国際的な連合体Business for Natureは、「自然戦略ハンドブック」を発行した。ネイチャーポジティブに関するガイドラインやアクションをまとめている。

本ハンドブックは、EUの企業サステナビリティ報告指令(CSRD)、自然関連財務開示タスクフォース(TNFD)、科学的根拠に基づく目標ネットワーク(SBTN)、NA100等のフレームワークや開示要件、持続可能な開発のための経済人会議(WBCSD)の「ネイチャーポジティブ・ロードマップ」に準拠している。

同ハンドブックは、自然再生に関するハイレベルのビジネスアクション・フレームワーク「ACT-D」の概念を中核に据えており、ACT-Dの4つのステップについて具体的な作業を解説している。各ステップで活用できるツール類も整理した。

【参照ページ】
(原文)Leading organizations release essential new guidance to help companies develop and publish nature strategies
(日本語参考訳)Business for Nature、「自然戦略ハンドブック」を発表

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-2-7

    EUタクソノミーの簡素化を提言――企業の報告負担削減へ

    2月5日、EUのサステナブルファイナンスに関するプラットフォーム(Platform on Sust…
  2. 2025-2-6

    Schroders、FCAの持続可能性開示要件(SDR)全4種のラベルを採用へ

    1月27日、Schrodersは、英国金融行動監視機構(FCA)のサステナビリティ情報開示要件(S…
  3. 2025-2-5

    テキサス州検事総長ら、米国主要金融機関に対しESGの取り組みについて警告を発表

    1月23日、テキサス州の検事総長であるKen Paxton氏と10州の検事総長は、BlackRoc…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る