La Banque Postale、約1,570億円のエネルギー転換インフラ・ファンドを設立

La Banque Postale、約1,570億円のエネルギー転換インフラ・ファンドを設立

9月27日、La Banque Postaleとその子会社であるLBP AMおよびCNPアシュアランスは、欧州におけるエネルギー転換に焦点を当てたプロジェクトに融資することを目的とした、10億ユーロ(約1,570億円)のインパクト・インフラ・デット・ファンドの立ち上げを発表した。

La Banque Postaleによると、新しいインパクト・デット・ファンドは、SFDR規制の第8条に分類され、気候変動の緩和に大きく貢献するプロジェクトや、事業の脱炭素化に取り組むプロジェクトに長期的な支援を提供する。この基金は3年間で運用される。

本ファンドの主な重点分野には、再生可能エネルギー、循環型経済、クリーンな輸送、エネルギー効率に加え、e-モビリティ、グリーン水素、エネルギー貯蔵などの革新的分野が含まれる。

【参照ページ】
(原文)La Banque Postale, LBP AM and CNP Assurances launch a €1bn impact infrastructure debt fund to support the energy transition

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る