サプライヤー・ダイバーシティ推進組織BDR、史上最多の7社が加盟

8月10日、サプライヤー・ダイバーシティを推進する企業支援組織ビリオンダラー・ラウンドテーブル(BDR)に新たに7社が加盟した。加盟企業は、アボット、アマゾン、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ、キャタピラー、シティ、デューク・エナジー、エクソンモービル。

本加盟数は、2001年にBDRが設立されて以来、単年度で最多となる。2022年以降に加盟した11社を含め、会員数はBDR史上最多の39社となった。

2001年に設立されたBDRは、多様なサプライヤーと年間10億ドル(約1,500億円)以上の取引を行っている米国企業で構成される非営利団体である。BDR会員企業は、会員の条件として、多様なサプライヤーと年間10億ドル(約1,500億円)以上のサプライヤー費用をマイノリティ企業に支払う。入会式は、シカゴで開催されたBDRのサプライヤー・ダイバーシティ・ベストプラクティス・サミットの一環として行われる。

2022年までの加盟企業は、アディエント、アップル、AT&T、エイビス・バジェット・グループ、バンク・オブ・アメリカ、ボーイング、CDW、コムキャストNBCユニバーサル、カミンズ、CVSヘルス、デル、エンタジー、エクセロン、フォード、ゼネラルモーターズ、グーグル、ホンダ・ノースアメリカ、IBM、ジョンソン・エンド・ジョンソン、JPモルガン・チェース、カイザー・パーマネンテ、クローガー、メルク、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック、プロクター・アンド・ギャンブル、ステランティス、ホーム・デポ、北米トヨタ自動車、ベライゾン、ウォルマート。

【参照ページ】
(原文)BILLION DOLLAR ROUNDTABLE INDUCTS SEVEN NEW MEMBERS
(日本語訳)サプライヤー・ダイバーシティ推進組織BDR、史上最多の7社が加盟

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る