8月17日、スマートホームエネルギーの新興企業dcbelは、同社の双方向住宅充電ソリューション「Home Energy Station」の提供を加速させることを目的としたシリーズB資金調達ラウンドで5,000万ドル(約72億円)を調達したと発表した。
2015年に設立されたモントリオールを拠点とするdcbelは、住宅所有者がソーラーパネル、バッテリー、EVなどの再生可能エネルギー資産を活用して停電を回避し、エネルギー価格のピーク時に費用を節約できるソリューションを提供している。同社のr16ホーム・エネルギー・ステーションは、EVの充電を双方向で可能にし、EVのバッテリーを家庭のバックアップ・エネルギー源として使用できるようにする。
今回の資金調達ラウンドは、エネルギー移行に焦点を当てた投資家であるIdealist Capitalが主導し、ケベック州の金融公社Investissement Québecが参加した。Idealist Capitalの共同経営パートナーであるPierre Larochelle氏がdcbelの取締役に就任する。
【参照ページ】
(原文)dcbel Closes USD $50M+ Series B for its Breakthrough Bidirectional Home and EV Energy Station
(日本語参考訳)住宅用クリーンエネルギー企業dcbel、約72億円を調達