国連気候変動事務局は、金融市場がグローバルなネット・ゼロ目標を達成し、1.5度の未来へ移行するための資金調達を行うためのロードマップを提供することを目的とした「Climate Action Pathway 2021」を発表した。
ロードマップの主な目標は、炭素価格設定などのツールを活用して、価格シグナルや利益動機を調整し、負の波及効果を考慮するなど、気候変動を考慮した金融判断を行うことだ。また、ロードマップでは、クリーンエネルギーやインフラなどの重要な投資分野への資本流入を促進するために、民間金融の活用を呼びかけている。
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