コカ・コーラとボトラー8社、サステナビリティ特化型VC設立

コカ・コーラとボトラー8社、サステナビリティ特化型VC設立

7月12日、コカ・コーラとボトリングパートナー8社は、コカ・コーラシステムの二酸化炭素排出量削減に役立つ持続可能なソリューションを開発する初期段階の企業に投資するため、1億3,770万ドル(約196億円)のベンチャーキャピタルファンドを組成した。

重点分野には、包装、冷暖房、施設の脱炭素化、流通、サプライチェーンなどが含まれる。シード・トゥ・グロースのベンチャーキャピタル会社であるGreycroftは、グレイクロフト・コカ・コーラ・システム・サステナビリティ・ファンドを運用する。設立以来、Greycroftは30億ドル(約4,281億円)以上の資金を調達し、消費者、企業、医療技術、金融技術の各分野で400件以上の投資を行ってきたという。

コカ・コーラと参加ボトラーは、世界中のコカ・コーラ・システム販売量の約半分を占めている。本ファンドは、コカ・コーラのグローバルな事業におけるサステナビリティ・プロジェクトへの投資の歴史に基づいている。

【参照ページ】
(原文)Coca-Cola Europacific Partners joins The Coca-Cola Company and seven bottling partners to launch sustainability-focused venture capital fund
(日本語訳)コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズは、ザ・コカ・コーラ・カンパニーと7つのボトリングパートナーと共に、サステナビリティに特化したベンチャーキャピタルファンドを立ち上げる。

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る