ゴールドマン・サックス、グリーンおよびインパクト債券ファンドを新たに設定

ゴールドマン・サックス、グリーンおよびインパクト債券ファンドを新たに設定

7月26日、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)は、「ゴールドマン・サックス・グローバル・インパクト・コーポレート・ボンド・ファンド」と「ゴールドマン・サックスUSDグリーンボンド・ファンド」の2つの新しいサステナブル債券ファンドのローンチを発表した。

企業や政府が気候、環境、社会へのコミットメントやイニシアティブの資金調達にサステナブル・ボンドを活用するようになり、サステナブル・ボンド市場はここ数年で大きく成長した。ムーディーズ・インベスターズ・サービシズによると、昨年、グリーン、ソーシャル、サステナビリティ、サステナビリティ連動債は、世界の債券発行額の13%を占め、過去最高を記録した。

インパクト・コーポレート・ボンド・ファンドは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を幅広く対象とする債券を中心に、社会的または環境的な目的とインパクトを明確に定義した、グリーン、ソーシャル、サステナブルな企業の高利回り債券および投資適格債券にグローバルに投資する。米ドル建てグリーンボンド・ファンドは、米ドル建てのグリーン社債や国債、投資適格クレジットに投資する。

本ファンドは、ゴールドマン・サックスが昨年、持続可能な投資に特化した資産運用会社NNインベストメント・パートナーズを買収したのに伴い、GSAMに加わったグリーン・ソーシャル・インパクト債券専門のチームが運用する。両ファンドは、GSAM独自のグリーン・インパクト債評価手法を活用し、インパクトのある環境・社会・持続可能性プロジェクトに資金を提供する債券を選定する。

両ファンドは、持続可能な金融情報開示規制(SFDR)第9条に基づく開示を行う。

【参照ページ】
(原文)GOLDMAN SACHS ASSET MANAGEMENT ANNOUNCES NEW CORPORATE IMPACT AND GREEN BOND FUNDS
(日本語訳)ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントがコーポレート・インパクト・ファンドとグリーンボンド・ファンドの新規設定について発表

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