ベゾス地球基金、米国都市の緑化に約570億円を拠出

ベゾス地球基金、米国都市の緑化に約570億円を拠出

7月17日、ベゾス地球基金は、「アメリカの都市緑化」イニシアティブの開始を発表した。米国の恵まれない都市部のコミュニティにおける緑地の強化を支援するために4億ドル(約570億円)を拠出することを約束した。

ベゾス地球基金は、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスが100億ドル(約1.4兆円)の資金を拠出し、2020年に設立した基金である。科学者、活動家、NGOなど、気候変動と闘い、自然を守るための解決策を推進する人々に資金を提供することを目的としている。

新しいイニシアティブは、アルバカーキ、アトランタ、シカゴ、ロサンゼルス、ウィルミントン、デラウェア州における都市緑化の取り組みに5,000万ドル(約70億円)を割り当てることから始まり、2030年までさらに多くの都市が追加される予定である。本プログラムは、公園、樹木、コミュニティ・ガーデンで都市部を「緑化」することで、猛暑などの気候の影響に対する地域の回復力を高め、エネルギー消費を削減し、身体的・精神的健康を向上させることを目的としている。

【参照ページ】
(原文)Bezos Earth Fund Announces $400 Million for Greening in Underserved Urban U.S. Communities
(日本語参考訳)ベゾス地球基金、米国都市の緑化に約570億円を拠出

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  2. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…
  3. 2025-9-12

    カリフォルニア州、気候関連財務リスク報告の指針を公表

    9月2日、カリフォルニア大気資源局(CARB)は「気候関連財務リスク開示ドラフト・チェックリスト」…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る