3月6日、クリーンエネルギー・プラットフォームのPalmettoは、米国におけるクリーンエネルギーの普及と住宅用太陽光発電へのアクセスを促進する同社の取り組みを加速するため、1億5,000万ドル(約204億円)を調達したと発表した。
今回の投資は、気候変動対策に特化したファンドTPG Rise Climateから提供された。
Palmettoは2009年に設立され、米国の住宅所有者が太陽光発電を利用できるように、販売・設計・エンジニアリング・許可・履行を含むエンドツーエンドのソリューションを提供する。自動ワークフロー、予測アルゴリズム、地域情報データを使用してコスト削減を可能にしている。
Palmettoによると、これまでの設置実績から、住宅所有者は200万トン以上のCO2排出を回避できると推定している。
同社は、本資金調達は、個人、中小企業、大企業がクリーンエネルギー経済にアクセスし、成長することを支援するソフトウェアと技術プラットフォーム拡大の一環であると述べる。
TPGのインパクト投資プラットフォームTPG Riseの一環として2001年に開始されたTPG Rise Climateは、クリーンエネルギー、イネーブルソリューション、脱炭素輸送、グリーン化産業、農業・自然ソリューションなどの分野で、定量的な方法で炭素回避を実現できる企業に投資している。
【参照ページ】
(原文)Palmetto Closes $150 Million Investment from TPG Rise Climate
(日本語参考訳)クリーンエネルギー・プラットフォーム「Palmetto」、約204億円の資金調達を実施