自動車部品メーカーDana Incorporated、2040年までにネット・ゼロを達成することを約束
3月6日、自動車部品メーカーのDana Incorporatedは、2040年までに温室効果ガス排出量をネット・ゼロにするという新たな持続可能性に関するコミットメントを発表した。
同社はまた、気候に関する中間目標を加速させ、2030年までにスコープ1および2の排出量を従来の50%削減から75%削減することを計画していることを発表した。また、2030年までにScope 3のバリューチェーン排出量を25%以上削減する目標も掲げている。
Danaの新しい気候変動目標は、先週発表された、2030年までの目標がScience Based Targetsイニシアティブによって検証されたことを受けたものだ。同社は今回、新たな目標の検証プロセスを開始したと述べている。
同社は、加速された目標を達成するために進めている取り組みの概要を説明し、各施設で効率を向上させるプロジェクトや、オンサイト再生可能エネルギープロジェクト、再生可能エネルギー購入契約を活用する必要があると述べた。 Danaは最近、Enel Green Powerとの再生可能エネルギー電力購入契約により、欧州における同社の購入電力による排出量を相殺するのに十分な再生可能エネルギーを提供することを発表し、2022年後半に稼働した同社のテキサスの風力発電施設では、米国とカナダにおける同社の購入電力による排出量を相殺するのに十分な再生可能電力を現在生み出している。
【参照ページ】
(原文)Dana Accelerates Climate Commitments, Plans to Achieve Net Zero by 2040
(日本語参考訳)Dana、気候変動への取り組みを加速、2040年までにネットゼロを達成する計画