AXA IM、役員報酬を気候変動に関する目標と関連付け

2月16日、グローバルな資産運用会社であるAXA Investment Managers(AXA IM)は、上級役員のインセンティブ報酬に、投資ポートフォリオの二酸化炭素排出量削減に焦点を当てた目標など、ESG目標を含めることを開始すると発表した。

本方針は、当社の上級役員約400名に適用され、主にポートフォリオの脱炭素化に焦点を当てる。AXA IM Coreの社員については2025年までに企業ポートフォリオの炭素強度を25%削減する目標、AXA IM Altsの社員については2025年までに不動産ポートフォリオの50%をカーボンリスク不動産モニター(CRREM)の軌道に沿わせる目標と連動させる予定だ。

今回選ばれた指標は、AXA IM の目標への重要な貢献度に基づいており、当社のポートフォリオの石炭エクスポージャ、炭素強度、不動産の脱炭素化、オペレーションのカーボンフットプリント、気候に焦点を当てた取り組み、自然資本ソリューションへの投資などが含まれる。

【参照ページ】
(原文)AXA IM aligns compensation of senior executives to its ESG ambitions
(日本語参考訳)AXA IM、役員報酬を気候変動に関する目標と関連付け

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