LenovoとKuehne+Nagel、SAFの購入で輸送時の排出量をオフセットするソリューションで提携

LenovoとKuehne+Nagel、SAFの購入で輸送時の排出量をオフセットするソリューションで提携

1月24日、コンピュータメーカーのLenovoは、顧客がIT製品の輸送に伴う二酸化炭素排出量を最小限に抑えることができるよう、世界的な輸送・物流会社であるKuehne+Nagelとの提携を発表した。

本提携により、両社は、持続可能な航空燃料(SAF)の使用を支援するクレジットを購入できるアドオンソリューションを設計する予定である。

新しい取り組みは、Lenovoが発表した、「バリューチェーン全体で2050年までに温室効果ガス(GHG)排出量をネット・ゼロにする」という目標に続くものである。

SAFは現在、世界の温室効果ガス(GHG)排出量の2~3%を占める航空産業の脱炭素化を促進する重要な手段の一つと考えられている。SAFは一般的に、廃油や農業残渣などの持続可能な資源から製造される。SAFの生産者は、従来の燃料と比較して最大80%の温室効果ガス排出量の削減が可能であると試算している。

新サービスでは、購入した機器に一定量のSAFを割り当て、顧客が購入した商品やサービスのScope3排出量の削減を請求できる。

【参照ページ】
(原文)Lenovo teams up with Kuehne+Nagel to design a sustainable logistics solution to help customers reduce their carbon footprint
(日本語参考訳)LenovoとKuehne+Nagel、SAFの購入で輸送時の排出量をオフセットするソリューションで提携

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-11-29

    ISO、ESG分野の国際ガイダンス「ISO ESG Implementation Principles」を発表

    11月14日、ISO(国際標準化機構)はCOP29で、ESG分野における複雑な課題への対応を支援す…
  2. COP29で何が決まった?カーボンクレジットや途上国支援の基金についてポイント解説

    2024-11-28

    COP29で何が決まった?カーボンクレジットや途上国支援の基金についてポイント解説

    気候変動への対応は、企業にとって避けられない課題である。特にカーボンクレジット市場や途上国支援に関…
  3. 2024-11-25

    <発表>お役立ち資料ダウンロードランキング2024

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。今年までに最もダ…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る