1月23日、エネルギーサービス・インフラ企業であるVINCI Energiesは、統合水素モビリティプラットフォームと水素タクシーフリートを運営するHypeへの1,500万ユーロ(約21億円)の出資が完了したと発表した。
2015年に発足したフランスを拠点とするHypeは、供給・生産・流通・利用を統合した水素モビリティ・プラットフォームを開発している。同社は現在、世界最大の水素タクシー隊を運営しており、2025年までにフランス国内および世界各地の15の新地域にプラットフォームを展開する予定である。
今回の出資に伴い、両社は水素モビリティインフラの展開を加速させるための新たな戦略的パートナーシップを発表した。VINCIは、Hypeの独占パートナーとして、大パリ地域における水素製造・供給インフラの建設に協力し、今後3年間で26カ所の地場産水素の充填ステーションを開設する予定である。
さらに、両社はフランスの他の地域や海外にもステーションを展開するために協力するとしている。
【参照ページ】
(原文)VINCI Concessions and Hype form a strategic partnership to accelerate hydrogen mobility
(日本語参考訳)VINCI、水素タクシー事業者Hypeに約20億円を投資