EU委員会、気候変動、生物多様性、クリーンエネルギープロジェクトに対する約526億円の資金提供を発表

11月23日、欧州委員会は、自然と生物多様性、気候変動への対応、クリーンエネルギーへの移行を含む分野におけるグリーンプロジェクトに対し、3億8,000万ユーロ(約526億円)以上の資金提供を承認したことを発表した。

本投資は、環境と気候変動対策のためのEUの資金調達手段であるLIFEプログラムの下で行われる。

本資金は、自然と生物多様性、循環型経済と生活の質、気候変動の緩和と適応、クリーンエネルギーへの移行を含む主要なテーマを対象とし、欧州全域で168のプロジェクトを支援する予定である。

自然および生物多様性プロジェクトに1億2,700万ユーロ(約175.9億円)、クリーンエネルギー移行プロジェクトに9,600万ユーロ(約137.7億円)、EUの循環型経済行動計画を支える環境および資源効率プロジェクトに8,600万ユーロ(約123.4億円)、気候への適応と緩和の取り組みを含む気候変動対策に焦点を当てたプロジェクトに約6,700万ユーロ(約96.1億円)が投資される予定である。

【参照ページ】
(原文)EU countries to receive more than €380 million for nature, environment, climate action and clean energy transition projects 
(日本語訳)EU諸国、自然、環境、気候変動対策、クリーンエネルギー移行プロジェクトに3億8,000万ユーロ以上を拠出へ

関連記事

“CSAのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-2-7

    EUタクソノミーの簡素化を提言――企業の報告負担削減へ

    2月5日、EUのサステナブルファイナンスに関するプラットフォーム(Platform on Sust…
  2. 2025-2-6

    Schroders、FCAの持続可能性開示要件(SDR)全4種のラベルを採用へ

    1月27日、Schrodersは、英国金融行動監視機構(FCA)のサステナビリティ情報開示要件(S…
  3. 2025-2-5

    テキサス州検事総長ら、米国主要金融機関に対しESGの取り組みについて警告を発表

    1月23日、テキサス州の検事総長であるKen Paxton氏と10州の検事総長は、BlackRoc…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る