11月25日、グローバルな投資運用会社である Schroders は、英国全域の貧困地域における社会的不平等への対応など、社会的インパクトをもたらすことを目的とした「英国不動産インパクト・ファンド」を立ち上げると発表した。
Schrodersによると、同ファンドは、主に英国政府によって「貧困地域」と定義された地域で、手頃な価格の住宅、職場、複合施設である市街地の再利用プロジェクトを推進するために投資される予定である。
Schroders は、同ファンドの目的には、経済的リターンを提供するだけでなく、社会的剥奪や不平等への対処も含まれており、「低所得家庭、地域団体、社会事業、中小企業など様々な受益者が直面する社会的課題に対処することを目指す」と述べている。
さらに、同ファンドの各資産は、2050年までに世界の不動産資産ポートフォリオ全体でネット・ゼロ・カーボンを達成するという Schroders の道筋に沿った環境目標を設定する予定だ。
【参考ページ】
(原文)Schroders Capital launches UK real estate impact fund
(日本語訳)シュローダー・キャピタル、英国不動産インパクト・ファンドを立ち上げ