Schroders、「不動産インパクトファンド」を設立

Schroders、「不動産インパクトファンド」を設立

11月25日、グローバルな投資運用会社である Schroders は、英国全域の貧困地域における社会的不平等への対応など、社会的インパクトをもたらすことを目的とした「英国不動産インパクト・ファンド」を立ち上げると発表した。

Schrodersによると、同ファンドは、主に英国政府によって「貧困地域」と定義された地域で、手頃な価格の住宅、職場、複合施設である市街地の再利用プロジェクトを推進するために投資される予定である。

Schroders は、同ファンドの目的には、経済的リターンを提供するだけでなく、社会的剥奪や不平等への対処も含まれており、「低所得家庭、地域団体、社会事業、中小企業など様々な受益者が直面する社会的課題に対処することを目指す」と述べている。

さらに、同ファンドの各資産は、2050年までに世界の不動産資産ポートフォリオ全体でネット・ゼロ・カーボンを達成するという Schroders の道筋に沿った環境目標を設定する予定だ。

【参考ページ】
(原文)Schroders Capital launches UK real estate impact fund
(日本語訳)シュローダー・キャピタル、英国不動産インパクト・ファンドを立ち上げ

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る