アリババ、環境に配慮した消費行動を促進する「carbon ledger(炭素台帳)」を開始
8月8日、アリババグループは、環境に優しい行動を取る消費者に報酬を与え、より環境に優しいライフスタイルを促進する「carbon ledger(炭素台帳)」を発表した。
消費者は、エネルギー効率の高い家電製品の購入やリサイクルボックスの設置、テイクアウト注文時の使い捨て食器の廃止など、アリババのエコシステムの中で低炭素な選択をすることでポイントを獲得する。このポイントを利用して、アリババのeコマース・プラットフォームでデジタルバッジやショッピング割引を利用できる。また、消費者はアリババのエコシステムの中でどれだけ二酸化炭素排出量を削減したかを確認できる。
杭州に拠点を置くアリババは、2035年までにデジタルエコシステム全体で1.5ギガトンの二酸化炭素排出量を削減するという目標を掲げている。アリババは、「Scope 3+」の概念を開拓し、プラットフォーム運営者として、より環境に配慮するよう他社に影響を与えることを約束している。
【参照ページ】
(原文)Alibaba Launches Carbon Ledger to Drive Eco-friendly Consumer Behavior
(日本語訳)アリババ、環境に配慮した消費行動を促進する「炭素台帳」を開始