Shell、再生可能エネルギー・プラットフォーム「Sprng Energy」グループの買収を完了

Shell、再生可能エネルギー・プラットフォーム「Sprng Energy」グループの買収を完了

8月9日、Shell plc(シェル)の100%子会社であるShell Overseas Investment B.V.は、Actis Solenergi Limited(アクティス)からSolenergi Power Private Limitedとそれに伴うSprng Energyグループの100%買収を完了した。

Actisが2017年に設立したSprng Energyは、インド・プネに拠点を置く再生可能エネルギープラットフォームで、太陽光発電所や風力発電所などの再生可能エネルギー施設やインフラ資産の開発・運営を行っている。

Shellが本取引により取得する太陽光・風力発電資産は、Shellの現在の再生可能エネルギーの稼働能力を3倍に高め、「Powering Progress」戦略の実現に貢献するものである。パワーリング・プログレス戦略の重要な要素として、2050年までに収益性の高いネット・ゼロ・エミッションのエネルギー事業になるというShellの目標達成に向け、総合電力事業を展開することが挙げられている。

【参照ページ】
(原文)Shell completes acquisition of renewables platform Sprng Energy group
(日本語訳)Shell、再生可能エネルギー・プラットフォーム「Sprng Energy」グループの買収を完了

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…
  3. 2025-7-9

    ISSB、SASB基準の包括的見直し案を公表

    7月3日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、SASB基準の改訂案およびIFRS S2実…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る