8月11日、HSBCアセットマネジメントは、「HSBC World ESG Biodiversity Screened Equity UCITS ETF」の発売を発表した。本ファンドは、投資家が生物多様性への配慮をポートフォリオに組み込み、より強い生物多様性クレデンシャルを持つ企業に投資することで関連投資リスクを軽減できるようにすることを目的としたファンドである。
HSBC AMによると、本ファンドは生物多様性をスクリーニングした初のETFとなる。
新しいETFは、HSBCと環境データ・分析ソリューションプロバイダーのアイスバーグ・データ・ラボが共同で開発したユーロネクストESG生物多様性スクリーニング・ワールド・インデックスを追跡する。本インデックスは、土地利用、気候変動、大気汚染、水質汚染などの主要な環境圧力に対する企業の影響を特定するアイスバーグ・データ・ラボの企業生物多様性フットプリント(CBF)ツールに基づいて構築されている。
本インデックスは、武器、タバコ、一般炭、動物実験などに関する社会的責任投資(SRI)フィルターに加え、CBFスコアに基づいて選別された500社で構成されている。また、ESGリスクスコアが下位25%の企業は除外されている。
【参照ページ】
(原文)HSBC launches biodiversity screened ETF
(日本語訳)HSBC、投資家の生物多様性リスク管理を支援するETFを開始