クリーンテック・プロバイダーTerabase、ソーラー自動配備プラットフォームの拡張のため約60億円を調達
8月2日、太陽光発電に特化したテクノロジー企業であるTerabase Energyは、4400万ドル(約60億円)を調達したと発表した。本資金は、同社のデジタルおよびロボットプラットフォームによる、事業規模の太陽光発電所の自動配備を拡大する。
今回の資金調達は、ビル・ゲイツが設立したBreakthrough EnergyとベンチャーキャピタルのPrelude Venturesが共同で行い、SJF Venturesやその他の既存投資家が参加した。
2019年に設立されたTerabaseは、太陽光発電所のコストを削減し、展開を加速させる、相互接続されたデジタルおよび自動化プラットフォームを開発している。同プラットフォームは、グリッド接続されたPVプラントの両方をサポートし、将来的にPVによるグリーン水素の生産性を上げることを目的としている。同社の既存のソリューション群には、プラント設計、太陽エネルギー・モデリング、建設管理用のクラウドベース・アプリケーションが含まれる。
Terabaseによると、今回の資金調達により、2023年には同社の統合ソリューションの完全な商業展開が可能になる。 Terabaseは最近、太陽光発電所の建設におけるロボティクス導入としてはこれまでで最大規模となる、初の商業プロジェクトを発表した。
【参照ページ】
(原文)Terabase Energy Raises $44 Million Series B to Digitalize and Automate the Deployment of Utility-Scale Solar Power Plants
(日本語訳)Terabase Energy、ユーティリティスケールの太陽光発電所のデジタル化と自動化を目指し、4400万ドルのシリーズB資金を調達