PepsiCo、Iberdrolaと協力し、スペインとポルトガルの全拠点で再生可能エネルギーによる電力供給を実現
7月12日、食品・飲料大手のPepsiCoは、世界的なエネルギー企業であるIberdrolaとの新たな長期売電契約(PPA)により、スペインとポルトガルの全事業所の電力に再生可能エネルギーを供給することを発表した。
Iberdrolaは、PepsiCoの11の工場、施設、物流、配送センターに、スペインで開発中のフランシスコ・ピサロ太陽光発電(PV)施設からグリーンエネルギーを供給する予定だ。同施設は、年間15万トンのCO2排出を抑制することが期待されており、設置容量590MWの欧州最大の太陽光発電所となる予定だ。
本契約は、PepsiCoが2040年までにネット・ゼロを達成するという目標に貢献し、同社のサステナビリティフレームワーク「pep+」の一部を形成している。また、PepsiCoは2020年に、2030年までに全世界の自社所有・管理事業で、2040年までにフランチャイズ事業とサードパーティ事業全体で、再生可能エネルギー100%の電力を調達する目標を発表している。
PepsiCoは最近発表したESGレポートの中で、直営事業における世界の電力需要の70%を現在再生可能エネルギーで賄っていることを明らかにしている。
【参照ページ】
(原文)PepsiCo teams up with Iberdrola to drive green electricity at all of its sites in Spain and Portugal