低炭素建築技術企業Vestack、14億円超を調達

低炭素建築技術企業Vestack、14億円超を調達

6月24日、低炭素建築技術企業のVestackは、成長の加速、増産、研究開発の資金調達を目的として、新たな資金調達ラウンドで1000万ユーロ(約14億円)以上を調達した。

2019年に法人化したVestackは、バイオベースの材料建物をオフサイトで組み立てるモジュール形式の低炭素建築物の設計・施工を行い、より二酸化炭素排出量の少ない建物を建設する。同社は、デジタル設計技術を開発し、建築家の作業を容易にし、設計時間を分割している。また、モジュール建築は、資源の使用を最適化し、サプライチェーンの流れを削減することで、建物のエココンセプトを支援する。

今回の資金調達は、Vestackのデジタル設計ソフトウェアの新機能開発、施工システムの研究開発と新製品の商品化、新規組立拠点や新規提携先への資金提供による生産能力の増強に充当される予定である。

【参照ページ】
(参考記事)Vestack raises over €10 million to become a leader in low-carbon construction

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る