6月24日、低炭素建築技術企業のVestackは、成長の加速、増産、研究開発の資金調達を目的として、新たな資金調達ラウンドで1000万ユーロ(約14億円)以上を調達した。
2019年に法人化したVestackは、バイオベースの材料建物をオフサイトで組み立てるモジュール形式の低炭素建築物の設計・施工を行い、より二酸化炭素排出量の少ない建物を建設する。同社は、デジタル設計技術を開発し、建築家の作業を容易にし、設計時間を分割している。また、モジュール建築は、資源の使用を最適化し、サプライチェーンの流れを削減することで、建物のエココンセプトを支援する。
今回の資金調達は、Vestackのデジタル設計ソフトウェアの新機能開発、施工システムの研究開発と新製品の商品化、新規組立拠点や新規提携先への資金提供による生産能力の増強に充当される予定である。
【参照ページ】
(参考記事)Vestack raises over €10 million to become a leader in low-carbon construction