サプライチェーン・サステナビリティ・プラットフォーム「Higg」が約65億円を調達

サプライチェーン・サステナビリティ・プラットフォーム「Higg」が約65億円を調達

4月27日、消費財業界に特化したサステナビリティ・インサイト・プラットフォームのHiggは、Silversmith Capital Partnersと、脱炭素ソリューション重視の投資プラットフォームGalvanize Climate Solutionsが主導するシリーズB融資ラウンドで、5千万ドル(約65億円)の調達を発表した。

サステナブル・アパレル連合が開発した評価手法のソフトウェアを構築する公益法人として2019年に発足した Higgは、高度な分析、追跡、開示ツールを含むプラットフォームを拡張し、企業が炭素、水、エネルギー、労働への影響を含む分野でバリューチェーンのサステナビリティパフォーマンスを評価できるようにした。同社のソリューションは、企業がよりサステナブルな製品を設計し、労働者の福利厚生を拡充し、リスクと改善点を明らかにし、より持続可能なサプライヤーを特定し、データに裏付けられた主張と報告によって顧客と利害関係者を引きつけるのに役立つ。

Higgは、今回の資金調達で得た資金は、同社の技術ソリューションの提供を加速させるため、またHiggがアウトドア、自動車、玩具、家庭用品などの新たな消費財カテゴリーに進出するために使用すると述べている。

【参照ページ】
(原文)Technology platform Higg raises $50M Series B to accelerate supply chain sustainability
(日本語訳) サプライチェーンの持続可能性を加速させるテクノロジー・プラットフォーム「Higg」が5,000万ドルのシリーズBを調達

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る