BPとEquinor、ロシア事業からの撤退を発表

BPとEquinor、ロシア事業からの撤退を発表

エネルギー大手のBPとEquinorは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシアでの投資と事業活動から撤退すると発表した。

ロスネフチ株式の帳簿価額の減損に加えて、BPは現在約110億ドル(約1.3兆円)に上る累積為替差損から生じる多額の費用を負担する。

BPはまた、同社のバーナード・ルーニー最高経営責任者がロスネフチの取締役を直ちに辞任し、ボブ・ダドリー元最高経営責任者も辞任を発表した。

ノルウェーのエネルギー企業であるEquinorも、ロシアへの新規投資を停止し、ロシアの合弁事業から撤退する手続きの開始を発表した。Equinorのロシアにおける非流動資産は12億ドル(約1,400億円、2021年末時点)とみられており、同社は今回の決定が減損につながると述べている。

【参照ページ】
(参考記事)Equinor joins BP in exit of Russian projects
(日本語訳)BPとEquinorがロシアからの撤退を発表

関連記事

“ツールーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    2024-10-16

    コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    コーポレートガバナンスとは、企業が持続可能な成長を遂げるための管理体制や仕組みを指す。透明で公正な…
  2. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-15

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…
  3. 環境省

    2024-10-15

    環境省、「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の基本的考え方」を発表

    9月26日、環境省は「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の活用に関する基本的な考え方」を…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る