Candriam、サステナブルボンドファンドを設立。国連SDGsへの積極的な貢献をめざす

1月18日、サステナビリティに特化した資産運用会社であるCandriamは、低炭素経済への移行を支援するプロジェクトや社会的格差の改善を支援する債券発行への投資を目的とした「キャンドリアム・サステナブル・ボンド・インパクト・ファンド」を立ち上げたと発表した。このファンドは、財務的リターンと社会や環境に与えるポジティブなインパクトを一致させることを目的としているとのことだ。

同ファンドは、EUのSFDR規制の第9条金融商品に分類される予定だ。

この新しいアクティブ運用ファンドは、グローバル債券部門の責任者であるPhilippe Dehoux、シニア債券ストラテジストのCéline Deroux、債券部門グローバル責任者のNicolas Forest、ESG投資部門副責任者のVincent Compiegne、ESGガバナンス・アナリストのLucia Meloniら、経験豊富な債券投資家とESG専門家からなるチームによって運用される。

Candriamは、独自の社内スクリーニング手法により、発行体のESGクオリティを評価し、債券発行の収益が国連の持続可能な開発目標に沿った基本プロジェクトにどのように充当されるかを検証する予定だとしている。

【参照ページ】
(原文)Candriam launches sustainable impact bond fund
(日本語訳)キャンドリアムがサステナブル・インパクト・ボンド・ファンドを発足

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESMAのESG評価機関規則がもたらす変化と企業への影響(26年7月適用)

    2025-6-30

    ESMAのESG評価機関規則がもたらす変化と企業への影響(26年7月適用)

    2025年6月20日、欧州証券市場監督局(ESMA)が策定を進める新たなESG評価規則「Regul…
  2. 2025-6-26

    EU炭素国境措置、簡素化で合意 中小企業の9割が対象外に

    6月13日、欧州議会とEU理事会は、域外からの輸入品に事実上の炭素税を課す「炭素国境調整メカニズム…
  3. 2025-6-25

    IFRS財団、ISSB基準の実務導入を支援する新eラーニングモジュールを公開

    6月13日、IFRS財団は、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が策定した基準の理解と導入を…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る