コンピューターメーカーのLenovoは、「CO2オフセット・サービス」を拡大し、コンシューマー向けPC「Yoga」と「Legion」に展開することを発表した。
昨年、業務用PCブランド「Think」に導入された「CO2オフセット・サービス」は、顧客が機器を購入する際に、国連の気候変動対策プロジェクトのうちの1つを支援するために、オフセットを追加することができるサービスである。このプログラムでは、PCのライフサイクルを考慮し、個々の製品の製造・出荷時の排出量に加え、5年間の使用による排出量も算入している。
Lenovoによると、プログラム開始以来、CO2オフセット・サービスにより、企業顧客は50万トン以上の二酸化炭素のオフセットを実現したという。これは、10万台以上の乗用車が年間に排出する二酸化炭素に相当する。
同社は、このプログラムは同社の幅広いESG戦略と野心の一環であり、2030年までにスコープ1と2のGHG排出量の絶対量を50%削減し、販売製品の使用によるスコープ3の排出量を単位あたり25%削減するという目標を掲げている。
【参照ページ】
(原文)Lenovo’s New Yoga PCs Blend Elevated Design with Sustainability
(日本語訳)Lenovo、コンシューマー向けPCの炭素排出量をオフセットするプログラムを展開