清水建設は9月1日、オランダのヘーレマ・マリンコントラクターズ(Heerema社)と、洋上風力の建設での協力体制の構築に関する覚書を締結したと発表した。
洋上風力発電施設のEPC(設計・調達・建設)受注に向けては、洋上風力発電の導入が進む欧州で施工実績を重ねてきた海外企業との協業が不可欠であり、清水建設は大型クレーン船を保有し洋上風力建設分野で欧州有数の施工実績を有するHeerema社とのアライアンス構築を決定した。
同社は現在、約500億円を投じて世界最大級の搭載・クレーンの能力を備える自航式SEP船(自己昇降式作業台船)の建造を進めており、日本の洋上風力建設市場でトップシェア獲得を目指している。
【参照ページ】洋上風力建設分野で欧州有力企業とアライアンス