三井住友海上など、企業火災保険向けに「カーボンニュートラルサポート特約」の販売開始へ

三井住友海上火災保険と、あいおいニッセイ同和損害保険は8月23日から、企業向けの火災保険において、新たに二酸化炭素排出量削減につながる設備を採用する際の追加費用を補償する特約の販売を開始したと発表した。

両社は、以下のような脱炭素化対策によって追加費用がかかる場合に「脱炭素化対策費用保険金」を支払う。

  • 生産設備から排出される熱エネルギーを、再利用するための機能を追加した。
  • バイオエタノールを燃料とした自家発電設備を導入した。
  • CO2排出量削減に寄与するボイラー設備の燃料転換を実施した。
  • 屋根の復旧時に、屋上に太陽光発電設備を新たに設置した。
  • 高断熱ガラス、外壁の高断熱化を実施した。
  • 照明や動力機器について、不要時の自動停止機能を追加した。

【参照ページ】企業火災保険向け「カーボンニュートラルサポート特約」販売開始

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る