8月20日、GPIFが公表したESG活動報告書によると、2020年度のESG指数の収益率は親指数を最大5.94%下回った。一方で、17年度からの4年間でみると、7指数中6指数で超過収益(最大0.87%)を得られている。
また気候変動によるリスクと機会の測定において、分析対象をスコープ3排出量にまで拡大しており、産業間の分析も実施。特に「資本財・サービス」「エネルギー」「一般消費財・サービス」のウエイトが高いポートフォリオの場合は、集計範囲をスコープ3まで含めるか否かでGHG排出量の結果が大きく変わってくる、と報告している。
【参照ページ】GPIF、「2020年度 ESG活動報告」を発表