航空業界において脱酸素の取り組みが加速している。
日本航空は、2030年に燃料の1割、2040年以降に全てをSAFに置き換え、2050年には運行に伴うCO2の排出量を実質ゼロにすることを目指す。フィンランドのエネルギー企業ネステらは持続可能な航空燃料(SAF)を商用化し、35万回超のフライトで利用された。ブラジルのEmbraer者も2040年までのカーボンニュートラルを約束している。
【参考記事】Embraer、ネット・ゼロ・エミッションの航空市場を目指す
日本の国土交通省は、2030年には約250万~560万キロリットルのSAFが必要になるとしている。日揮ホールディングスなどは2025年に廃食油由来のSAFを年3万キロリットル供給する計画。
【参照ページ】航空業界、脱炭素へ本腰 植物由来の代替燃料活用