booost technologies、IFRS Sustainability Allianceに加盟

 

10月20日、CO2等排出量の自動算出による可視化・管理・報告が可能なカーボンマネジメントクラウド『ENERGY X GREEN』を展開するClimate Techカンパニーbooost technologies株式会社は、日本のスタートアップ企業として初めてIFRS Sustainability Allianceに加盟した。

IFRS Sustainability Allianceは、IFRS(International Financial Reporting Standards:国際財務報告基準)のサステナビリティ基準、統合報告、統合的思考の発展に関心のある組織のメンバーシッププログラムである。メンバーは学習の機会、ツールやリソース、バーチャルおよび対面形式のイベント、IFRS財団スタッフや同業者との関わりを通じたアップデートを通じて、変化するサステナビリティ開示の状況を常に把握することができる。

同社は、各業界の脱炭素を推進するNET-ZEROリーダーへの脱炭素化支援を行っており、カーボンマネジメントクラウド『ENERGY X GREEN』は、GHGプロトコルや国内の各種制度・ガイドラインに合わせた各社のSCOPE1-3の目標管理・算定、サプライチェーンを通じた製品単位のGHG排出量算定、および各種イニシアティブへの報告や非化石証書購入等の脱炭素の取り組み等を実現する。

また、CDP(一般社団法人 CDP Worldwide-Japan)の2022年気候変動質問書の認定スコアリングパートナーや、Green x Digitalコンソーシアムの2022年度運営委員に選定されるなど、RE100やSBT、CDP、TCFD等の気候変動関連の国内外の枠組みにおいて積極的に活動をしている。

同社は、各業界のNET-ZEROリーダー、サステナビリティリーダーのTechnologyパートナーとして、No.1の脱炭素化、サステナビリティプラットフォームの構築を目指していくという。

【参照ページ】
booost technologies、IFRS Sustainability Allianceに加盟

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成しています。今後の動向により内容は随時更新され…

ピックアップ記事

  1. 【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    2025-10-15

    【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    本記事は、ESG Journalを運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下シェルパ)のC…
  2. 【特別対談】サステナビリティ情報開示の進展が企業価値向上を実現。AI/テクノロジー活用への期待(後編)

    2025-10-15

    【特別対談】サステナビリティ情報開示の進展が企業価値向上を実現。AI/テクノロジー活用への期待(後編)

    本記事は、ESG Journalを運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下シェルパ)のC…
  3. AI時代のサステナビリティ情報開示のポイント ー現状チェック項目付ー

    2025-10-13

    AI時代のサステナビリティ情報開示のポイント ー現状チェック項目付ー

    サステナビリティ情報開示は、アナリスト(人間)が読むことを前提とされた構造になっているが、近年は主…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る